グッド・シェパード (http://www.goodshepherd.jp/)

公開初日。
レイトショーで行こうと思いつつ、
結局、昼間に見てきました。


内容は、


CIAを創った男


の話(フィクション)で、
キューバ侵攻の失敗が、どうやらCIAからの情報漏れだったらしい、
という事で、その内通者の特定を進める話の傍ら、
要所要所で、その事件の日までの、CIAの歴史を回顧録的に振り返る感じでした。


結論から言いますと、だいぶ好き嫌いが分かれそうな映画でした。
筆者的には「全然アリ」ですが、2時間47分と長いので、
「ナシ」の人には、苦痛が延々と続くという、まずそこがちょっとどうなのかな?と。
実際、隣の男性は、携帯で時間を気にしまくりw



特に、設定的には、サスペンスで、
内容的には、「家族と国のどちらが大切か?」というものが主題、


っぽく思われましたが、筆者の感覚では、むしろ、


歴史ドキュメンタリー


が一番近い感じで、
歴史的なものが苦手な人に、この長さは(「ナガサワ」は誤変換)、かなり辛いだろう、と。


そもそも、
本題は内通者の特定だったはずなのに、
実際には、それよりも、回顧録な時間の方が長いし、
家庭は男に「苦渋の選択」があまりなく、ただただ崩壊の一途だったしw


また、2時間47分というのは、丁寧な描写な結果っぽいのですが、
丁寧な描写というのは、伏線の張り方も巧妙という事と、或る意味同一なものの、
巧妙すぎて、良く見ていないと、一瞬では理解できない、という問題も^^;


勿論、理解できれば「良く考えられて作ってある」と思える訳ですが、
理解できなければ、そういう楽しみもなく。
というか、むしろ、そういう伏線の絡まり具合を理解するのが楽しみな映画のような気がしました。


因みに、男は、最近流行の出来ちゃった結婚をするのですが、














息子も同じって、どんな親子やねん。
軽く突っ込みたくなること、請け合い。