DRM@ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージ(川崎)

CD「DRM」発売記念リリースイベント。17:30から。

イベントまで

結局、17:00ちょい過ぎにラゾーナの広場に到着したのですが、すると、どこからともなく歌声。そして、良く見ると、ステージに7人ぐらいの人。
で、さらに良く見ると、見た事のある衣装。
で、記憶をたどり「待てよ…」と思えば、そう、7人は7人でも、ただの7人ではなく、DRMの7人。
いきなり既に歌状態で、筆者は、てっきり時間を間違えたんだと、中ショック。


が、昼間見た衣装という時点で、これはリハでした。
むしろ、無理と思っていたリハを途中からでも見ることができたというのが、或る意味、ミラクル。
因みに、改めて良く見ると、メンバー衣装は、みな、昼間と同じで、曲も「甘い毒薬」で昼と同じでした。
で、リハが終わると、一同、普通にステージから退散。


その後は、延々とイベント開始待ちですが、ナガサワさんになったつもりで、ざっと会場を見渡したところ、結局、ステージ前は約300人、その他、周辺の3F、4Fから見ている人が約300人という感じでした。ラゾーナ自身は筆者の予想よりも人出が多く、そのせいもあって、観客動員が多かった模様。
尚、ステージ前に陣取る集団の後ろでは、ビラ配りがありましたが、2色刷りなのと、タイミングを逸した為、筆者はスルー、貰いそびれ。
また、池袋同様のCD販売はこちら川崎でもありましたが、特典トレカは池袋と同じであり、筆者はスルー。
お静さんはまた今度です。

イベント

定刻を少し遅れて開始されました。
因みに、本番の衣装は、みな一緒のデザインな黒装束。ただ、高本は帽子を被り、お静さんは髪に花のアクセサリーをして、さやぽは、ヘアバンドをしていたのが、違いといえば違い。あ、あと、長谷部が金髪(爆)。
尚、長谷部以外の髪は、さやぽと中島とたっちゃんが明るい茶系。残る阿部と高本が、「どちらかといえば黒」という感じだったと思います。


閑話休題
イベントは、まず「甘い毒薬」を1曲歌ってスタート。
その後、MCタイムで、メンバーが各人、一言ずつ軽く自己紹介。
が、シリアス調に路線変更したせいか、あまりハチャメチャな発言はなく、定型句気味で、インパクト弱め。少なくとも、さやぽワールドは無し。
で、後は06/27にCDを出し、それを機に名称を変えたとか、そんな話を簡単にしてから、続けて3曲。
そして、「次が最後です…。」といいつつ、「ラゾーナ、デートとかで来たいな。」とかいう美辞麗句気味宣伝を経て、「LEO」に入り、もう一曲歌い*1、これが終わると、即撤収、即解散。
残すは物販のみで、アンコールも何もあったものではなく、イベント終了です(爆)。

感想

そもそもDRMとしての活動は、まだ始まったばかりで、今の段階でそのコンセプトを否定するのもどうかとは思うのですが、もし「“ダンスもできる”Dreamが、“歌を聴かせる”事に注力する」為のDRMなのだとしたら、それは少し違うくないか?と思いました。
結局、感想はそれに尽きます。
以下、詳細。


色んな説明の仕方があり、それを全部書くとかなりクドイ事になると思いますが、まず、「歌を聴かせるのに7人もいるのか?」という根本的な問題・矛盾があります。
本日、良かったと言える点の一つとして、西田や高本といった、あまりメインでは歌わず、ワンフレーズしか当てられない事が多いメンバーも「お!声がしっかり出てるやん」と思えたというのがありますが、しかしながら、長谷部・橘と比べれば、まだまだです。
強いて言えば、さやぽが、二人に次げるか?というぐらい。


要するに、本当に歌で勝負なら、長谷部・橘のツインボーカルで、残りはコーラス、というのがベストなように思われます。
が、Dream/DRMの現状として、そういう制度は無く、むしろ、7人が対等であり、主役という位置づけ。必然、7人ともに、何らかの役割が与えられる事になります。というか、そうせざるを得ない状態です。
が、結局、長谷部・橘級の声量が7人居る訳ではないので、それはむしろ、徒に、損してるだけ、という。


もし、歌にこだわる必要がないのなら、“ダンスを魅せる”という役割も選択肢にあり、実際、dreamとしては、そういう部分があったと思うのですが、本日のDRMを5曲見て聞いた限りでは、そのダンスは封印状態。
確かに、CDを聞いているだけでは、ダンスが見える訳ではないので、「ダンスしか活躍しないメンバー」というのも、大問題ですが、しかしながら、コーラス扱いで固定も出来ず、でも、ビジュアルでも役割を与えきれず…では、一体どうするんだ、と。


因みに、このダンス封印というのは、本日の様子を見た限りでは、メンバーの動きがなく、見た目、地味という別問題も(爆)。
しかも、本日は違いましたが、指定席制の時に、推しメンから遠い位置になってしまうと、席が前であったとしても遠いままライブを終える事になり、悲惨です。
“歌を聴かせる”コンセプト自身に問題がなくても、せめて、ただ定位置で歌うだけではなく、歌いながら左右に位置を変えるぐらいは動きがあった方が…と思いました。7人も居るなら。


尚、もっと言うと、別に歌いながら踊るのが求められている訳ではなく、間奏で(得意な)ダンスを見せるだけでも、だいぶdreamの良いところを残したままDRMに昇華できたのではないか?と思うのですが…。


と、書き連ねると、だいぶ否定的な見方ばかりですが、7人がコーラスでハモる「甘い毒薬」は、一つの解答として成立し、また、これからの可能性を感じさせたのも事実です。
が、今の様子では、それは単なる可能性や理想でしかない節も。


もし、DRMが、本当に「歌を聴かせる」に終始するのであれば、メンバー全員が、橘・長谷部級の声量を身につけて、誰でもメインを張れるようになるか、あるいは、dreamの良いところであった、ダンスによる盛り上がりをうまい形で残すような、何かが要ると思います。
そして、今、少なくとも、今回のイベントでは、その何かが、まだまだ成熟しきれていない気がしました。


その他雑感。
肝心のさやぽは、ちょっと冷たい感じがして、サイボーグになったのかと思いました。
というか、大福来で見た一般人の人の方が、むしろさやぽぽかったというのは一体(爆)。
これでは、ただのきれいなお姉さん…。
ちなみに、良く見ていると、ナガサワさん降臨という勢いで、あちこち観察気味でした。
が、多くの場合、ただ見てニヤリで終わり…というのが、また。<サイボーグ
というか、単に手を振ったり名を呼ぶ人が少なかった…だけでもありそうですが。


後は、長谷部の金髪姿が、ちょっと怖かったです。
眉毛が薄かったのが、またそれに拍車を…。
で、「ドエス」派(違)の筆者は、「金魚」のイベントの時には、是非「怖い」と言ってみねばと思ってしまいました。
余談ですが、ドエムな家元にもそういうプレイ(そして、説教部屋行き)を是非御願いしたい所。

*1:追記:セットリストが良くわかりませんが「LEO」とは違うかったっぽい。