はじめての自炊生活

1人前のみそ汁を作る。

本当は、このコーナーではなく、もっと別のネタで更新したいのですが(爆)、頼みの綱のナガサワさんがイベントをせず、Nao.exeも更新せずで、やむをえない今日この頃。
とりあえず、最近の料理内容から、ネタを搾り出しておきます。


先日、赤エイのみそ汁を作った話をしましたが、今回の事件の発端は、コレ。
それまで、筆者は、いわゆる日本の味噌を買ってはいたものの、使った事がありませんでした。
で、延々と未開封状態だったのですが、この赤エイのみそ汁を作るにあたり、ついに開封せざるを得なくなり、また、開封してしまった手前、風味が落ちる前に使い切る必要が発生しました。
というか、それは覚悟の上で、開封したのですが…。


が、味噌を簡単かつ大量に消費できる方法というのは、どうもみそ汁しか思いつかず。
で、色々調べて、結局、1人前だけのみそ汁を(それなりに)美味しく作る方法を覚えることになりました。

1人前のみそ汁(注:幾分、我流です)
  • 鍋は、表面積が小さい方が煮詰まりにくく、また、食材を十分に水に浸せるので、できるだけ口径の小さなものを推奨。
    因みに、筆者は14cm径の雪平鍋で作ります。
  • まず、鍋に水を張り、煮干しと昆布を入れて、しばらく置きます。
    • みそ汁1人前はだいたい1カップ(180〜200cc)ぐらいとの事ですが、筆者の場合、片手間に作っていると往々にして煮詰まってしまうので(爆)、おおよそ、250ccぐらいの水を張ります。
    • 煮干しは4匹が基本という話ですが、筆者は、水を多く張る事もあり、なんとなく1.5倍の6匹を基本にしています。で、頭と出来る限りの内蔵(腹の部分)を取って、投入。
      頭がないとみすぼらしいですが、頭ごと入れると、少し煮干し臭いみそ汁になります(食えないわけではなく、面倒な場合はそれでも良いと思いますが…)。
    • 昆布は、だいたい2,3cm幅ぐらいという話ですが、筆者は物差しで計ったりとかはなく、かなり適当です。
      というか、煮干しさえあれば、そもそも昆布は無くても大丈夫そうです(爆)。
      一応、筆者は、買って来た手前、使い切りたい一心で、とにかく使いますが。
  • 次に、火にかけて、適当に煮ていき、まず、泡が出てきたところで、沸騰前に昆布を取り出し、その後、沸騰してから、5〜10分ほど煮て、煮干しも取り出します。
    • 一応、この煮干しは煮て柔らかくなったため、普通に食べられますが、そのままいれっぱにしておくと、美味しくなかった記憶があり、食べる場合もいったん取り出したほうが良いです。
      因みに、物の本によると、“漉す”と書いてありますが、漉すと容器がもう一つ要るので、煮干し数匹程度なら、菜ばしで取り出して良いと思います。というか、筆者は面倒なのでそうしてますが、それでオカシナ味になった事はありません。
  • 後は、具と味噌を入れて出来上がり。
    • 具は、味噌の前に入れるタイプと、味噌の後に入れてひと煮立ちさせるタイプがありますが、基本的には、火のとおりが悪いもの(大根や人参、ジャガイモなど)・味をしみこませたい物(薄上げ等)が紗季 。煮すぎると食感が失われるもの(モヤシ等)・火のとおりが良いもの(豆腐など)が後。
    • 奈央 、筆者調べによると、ししとうは、やや特殊で、いったん火であぶって焼いて用い、最後に出来上がりに浮かべるのが良いそうです。
      因みに、余談ですが、初心者の場合、ししとうは、火が通ると緑に色が変わる紫ししとうを使うと、火の通りが良くわかって、安心です。
    • あと、ダシを取った煮干しも食べてしまう場合ですが、筆者の試行錯誤の結果からいうと、味噌を入れる寸前に戻すのが、味噌によって臭みが完全に抜け、一番よさそうです。
      因みに、戻し忘れて食事を始めて、思い出したところで、慌てて入れるのが一番最悪な感じ(まずくて食えない、という事は全くないですが)。
    • 味噌ですが、分量は、みそ汁1杯に対して、みそ大さじ1、との事。
      ただ、筆者が何度か作った感じでは、分量を守るより、心持ち多めに入れた方が、良い結果です。
      まぁ、味の濃淡は、嗜好に個人差が大きい問題なので、一概には言えないのですが…。
  • 余談ですが、筆者の場合、スケジュール的には、以下のような感じになります。
    • まず、思い立った時に、煮干しと昆布を水に浸けます。その後、しばらく、休憩。
      朝食の分は前日の夜に既に鍋に入れておいたり…とかもありです。
    • みそ汁を作る気分が高まったところで、煮干しと昆布を煮はじめます。
      その後、ダシが出来るまでの間で、食材の下ごしらえ。
    • ダシが出来ると、いったん、みそ汁作りは放置プレイに入り、他の料理に注力します。
    • 他の料理のめどが大体付いたところで、みそ汁再開。煮立ったところに味噌を入れて、ひと煮立ちさせて、出来上がり。

因みに、世の中には「ダシ入り味噌」というものがあり、それを使えば、ダシを取らずとも手軽にみそ汁が出来るというのは、オフレコで(爆)。