Aterm WD701CVをIP固定で無線・有線混合のネットワーク下、使用する。

ネタが無いのかよ、という突っ込みを受けそうですが、残念ながら、それには、「はい、そのとおりです。」と答えるしかありません(爆)。
というか、そりゃぁ、筆者だって、今日は、サインが入ったラミネートパスを手に入れていれば、「初回特典の直筆サイン入りオリジナルラミネートパスはじゅんじゅんのサインが入っていました。」とか「ラミ(名古屋)のサインはナタリでした!\^o^/」という感じに更新していたに違いありません…(遠い目)。


話を戻します。
筆者宅では、インターネット接続にADSLを使用していますが、業者から支給されたADSLモデムは、NECアクセステクニカのAterm WD701CVというものでした。
詳しいスペックは割愛しますが、このモデムは、(専用の)PCカードを刺す事で、無線LANでも使用できますが、それに多くを依存してほしいのか、有線のLAN portは1ヶのみ。
一方、筆者宅では、現役のPCが少なくとも5台(退役も含めれば、更に2,3台は稼動可)、NASが1台(近日中にプラス1台が確定)あり、これらを同一のネットワーク下で共存させる必要があります。


これだけ読むと別にたいした問題は無いようにも読み取れますが、

  • PC5台のうち2台は無線LAN実装で、できれば有線ではなく、無線で接続したい。
    ⇒モデムの構造次第では、無線LANと有線LANが別のネットワーク扱いになる(ブリッジしない)可能性がある。
  • NASはその性質上、IP固定で使用する必要がある。
    ⇒その為、WindowsXPの標準設定はIPを自動取得する扱いだが、できれば、いっそのこと、NASに限らず各PCもIPを固定したい。

ため、何らかの手動設定をしなければ、希望するネットワークが構築できない可能性がありました。
が、このたび、試行錯誤の末、クセがわかり、問題を無事解決することが出来たので、以下にそれを記しておきます。

無線LANと有線LANの共存

  • まず、大前提となる無線LANでの使用ですが、これは同社のAterm WL54AGといったPCカードを刺す事でOKです。
    プロバイダによっては、無線LANカードは貸し出し扱いですが、このカードは普通に売られており、場合によっては、買ってきた方が(僅かに?)お得。
    ま、いずれにせよ、これは特に問題なし。
  • 次に、複数マシンから、有線LANでアクセスする方法ですが、これは、HUBを使うだけで普通にOK。
    因みに、蛇足ですが、無線LANの場合は、HUBすら不要。
  • 最後に、無線LANと有線LANの双方から、同時に、このモデムを通してインターネットに接続させる方法ですが、これ自身も、基本的には、デフォルト設定のままで、特にいじる事は無く、OKです。
  • が、以上の事を逆に言うと、下手に別のルーターをかませる必要は無いと言え、むしろ、ルーターを組み込むと、設定が複雑化する嫌いがあります。
    実際、引っ越し前に使用していたルーターがLAN Portを4つ所有していたので、今まで、それをHUB代わりに使用していましたが、その時は、無線LANと有線LANの共存設定がよくわからず、実現できませんでした。

IP固定での接続法

  • PCをIP固定で使用するには、デフォルトゲートウェイと優先DNSサーバーに、このAterm WD701CVのアドレスを設定するだけで良い模様。
  • 尚、他にDNSサーバーがなければ、代替DNSサーバー欄は空白のままで良い感触。
  • その他は、普通に、IPアドレスサブネットマスクが適切であれば、OK。
    これで、固定IPマシン同士にとどまらず、IP自動取得マシンとも接続します。
  • 尚、この事から考察するに、NASの場合は、インターネット外に出る事が無いならば、IPアドレスサブネットマスクを普通に設定するだけで、特にケアは要らず、インターネット外を参照するにしても、PC同様、DNSサーバーとデフォルトゲートウェイを、このAterm WD701CVのアドレス設定すれば良いという結論。