はじめての長期海外滞在

荷物の話

筆者は、長期海外滞在どころか、自力での海外遠征自体が初めてで、右も左もわからないままに荷造りをしましたが、本日は、そんな筆者の荷造り経験から。
ちなみに、そういう理由で、(分かっている人にとっては)かなり稚拙な話に陥るかもしれませんが、それはそれ、ご了承ください。


さて、本題。
飛行機で移動する場合、荷物は機内に持ち込むか、或いは、航空会社に預けて運ぶ事になります。
が、各々には制約があり、特に、機内持ち込みには、ナイフがダメだとか、かばんの寸法が幾ら以下でないといけないとか、細かい制限が多いです。
畢竟、長期滞在の場合、機内持ち込み可能な荷物だけで出発する事は難しいです。
ただ、どんなにレベルの高い航空会社でも、ウッカリミスで荷物が一緒に運ばれない事が発生する可能性は、ゼロでは無いと思われます。また、例えば貴重品を預けてしまう、というのは、お互いにちょっと抵抗があることでしょう。
という訳で、筆者の場合は、2つのカバンを用意して、荷造りしました。ちなみに、1つは、機内持ち込み荷物、そして、もう1つは、航空会社に預ける荷物、です。
で、以下、双方に関して、感じた事など。

機内持ち込み荷物
  • 航空会社によってサイズ制限があるようです。
    ただ、筆者の体験では、巻き尺や体重計が出てきてチェックされる事はなく、少なくとも、寸法が1cmオーバーしただけで即却下という事もなさげです。
    なので、この辺は、守れるには越した事が無いものの、或る程度は「目安」という位置づけに近いようです。
    要するに、あまり神経質に守る必要はなさそう…という印象。
  • ただ、飛行機内で棚に置く場合、棚の強度が心配なので、7kg以下というところで30kgぐらい詰めるとか、そういう明らかな無茶はしない方が良いと思われます。
    1〜2割増程度が許容ラインの目安かと。
  • また、そもそも、機内持ち込みに荷物は、文字通り、ずっと、着席するまで持ち歩く事になりますので、重くするのは避け、必要最小限に絞った方がいいです。
    また、筆者は、ボストンバッグを持ち込みましたが、空港内での移動を考えると、キャスター付きのスーツケースやキャリーバッグの方が、(可能であれば)良いと思います。
  • 必ず入れるものは、貴重品です。特に、無くなると代えが効かない物は、こちらです。
    逆に言えば、貴重品があまりなければ、機内は手ぶらでOKとも(爆)。
  • その他、筆者は、預け荷物紛失時に備えて、1泊分程度の着替えは、こちらに入れましたが、これはただの保険。無くても何とかなります。
  • また、ノートパソコンも、預けた場合にどんな扱いを受けるのか不安だった為、機内持ち込みにしました。
    ただ、結果的には、飛行機中では全く出番が無かった為、衝撃対策が取れているなら、預け荷物でも良いと思われます。
  • 一方、ハサミ、カミソリは、機内持ち込みが不可という話で預け荷物側。
  • あと、こちらがいいのかどうかは別として、小型のカバンも詰めました。いわゆる、往路は荷物が2つで、復路は3ヶという作戦。
預け荷物
  • 基本的な着替えなど、主な荷物はこちらに詰めました。
  • 後は、すぐには使わないノートパソコンのバッテリーや、デジカメの充電器などもこちら。
  • 着替えの枚数は、結局、現地で洗濯する前提で、5〜7日分程度。
    乾燥機が無いケース(天日干し)を考えると、5日分でも、4日置きぐらいの洗濯頻度です。
  • かばんは、大体、重さに規定があり、しかも重量チェックがあるようで、規定よりも重すぎる詰め方は避けた方が良さそうです。

大体こんなところでしょうか。
ちなみに、国内旅行と違って持ってきて良かったと思われるのは、寝巻き(パジャマ)と電池式カミソリ、そして、コンセントのタコ足。
パジャマは浴衣のようなものが備え付けられて無いので…。
カミソリはコンセントの問題があるので、交流式ではない、安全カミソリや電池式が使いやすいように思います。もっとも、充電分でだいぶ日持ちするなら、普通の交流式でもいいと思いますが…。
タコ足は、コンセントの変換コネクタを沢山用意せずに済むので便利です。
ただ、当然、消費電力の大きいものばかり繋ぐ事は避けるべきですが。


逆に、念のために持ってきた感じで、使って無いのが、バスタオルに洗面用具(ともにホテルに備え付けアリ)。


そして、持ってこずで、持って来るべきだったと思うのが、名刺と洗濯バサミ。
名刺は、人に会った時に自己紹介する用に便利ですし、洗濯バサミは、無いと、風呂で手洗いしても、干せません(泣)。
まぁ、名刺はともかく、洗濯バサミは、現地でも調達できますが…。