最後の恋のはじめ方 (http://www.sonypictures.jp/movies/hitch/)

ウィル・スミス最新作。


ウィル・スミスの出演作品は大概ユーモアに溢れており、肩の力を抜きながら、それをニヤリと笑いつつ見ていられる事が多いので、そういうものを期待して見に行きました。
が、映画館は、女性がワンサカで、別のものが期待できそうという展開。
もっとも、大概はカップルでしたが。
というか、確かに隣りはカワイイ女の子二人組みでしたが、だからといって、その場で何か仕掛けてみるのは、ちょっとベタ過ぎです。


閑話休題
内容は、モテナイ男性に恋の手ほどきをする恋愛カウンセラー(ウィル・スミス)が、或る男性の恋の手ほどきをしつつ、自分も恋をしつつ。
が、ウィル・スミスの相手役は、幾分男性不信(不振?)な新聞記者で、恋愛カウンセラーという職業が彼女にばれた時、自分と、お客の双方の恋が破局になりかけて…という感じ。


話の筋は王道で、或る意味問題無し(言い方を変えれば、捻りなし)。ただ、強いて言えば、前半は非常に良いペースでジックリ見ていられたのに対して、後半は少し話を詰め込みすぎで、やや説明不十分。


が、それよりも、劇中でさりげなく出てくる恋愛アドバイスの方が、ユーモア込みで、面白く、魅力的でした。
という訳で、筆者も今日から実践…と一瞬思いましたが、確かにそれは納得できるアドバイスなのですが、現実的には、それで話がトントン拍子というのは、ずばり、ありえないでしょう(キッパリ)。


というか、或るセレブ(芸能人?)に恋する男性の恋愛話も出てくるのですが、そんなにうまくいくなら、来年の今頃は長澤奈央も結婚して芸能界引退です(意味不明)。
いや、それ以前の問題として、次のイベントで、みんなでアドバイス通りにトライしまくりです。
まぁ、こればかりは、ミズモノで、確かに、ひょうたんから駒というか、どこでどう転ぶか判らないものですが…。


ちなみに、全くの余談ですが、いつもは上映前にパンフを買うものの、今日に限って、買わずに映画に突入すれば、「帰りに買おう」と思っていたのをすっかり忘れて劇場を後にしてしまい、買いそびれ。痛恨です。


あ、映画の方は、一応、それなりにオススメという事で。