セルラー (http://www.herald.co.jp/official/cellular/index.shtml)

本日上映初日。
RED STONE」で夜更かしをした為、明日に回そうかと思いつつ、先着300名にポストカードというので、寝不足のまま初回上映敢行。
もっとも、上映な三ノ宮の阪急会館は100席程度の小さな映画館で、しかも、開場20分前につくとガラガラという罠が…。


閑話休題
内容は、誘拐された女の人(キム・ベイシンガー)が、運良く外に電話を掛ける事に成功し、その電話をタマタマ取った青年が、あれこれしながら、女の人を助ける…という感じ。
言われるまでは全く気がつきませんでしたが、以前あった「フォン・ブース」と或る意味では似ていて、また、或る意味では全く正反対な風。設定が設定なので、電話を切れず(切らず)に青年が右往左往する展開だったのですが、あちらも電話を取ったら最後、コリン・ファレルが電話を切ることが出来ずに右往左往していました。


でまぁ、感想ですが、そもそも上映時間が1時間35分と異例の短さなこの映画。
アレキサンダー」と足して2で割ってくれれば…とか思いながら見始めましたが、なかなかどうして。
やや説明不十分気味なところや、御都合主義なところも感じましたが、序盤から緊迫に次ぐ緊迫で、最後までスクリーンから目が離せない感じ。
この手の映画はハッピーエンドがお約束なので、はじめから「どうせ最後は救出されるはず…」と思って見ていましたが、それでも「次はどうなる(どうする)んだろう?」という気にさせてくれる脚本で。
しかも、長さが程よく、途中でダレル事も無く、また、短いと知っていつつも「短かった」と思わせるほどの中途半端な内容ではなく。


「荒削り」な部分があるのは否めませんが、B級と割り切って見る分には、かなり良かったんじゃないかな、と思います。
欲を言えば、ヒロインが、キム・ベイシンガーではなく、もう少し、若いセクシーギャルだった方が…って、キム・ベイシンガーだからこそ、演技が自然に見えてた部分もあるんですが^^;