天才の法則

法則2
平気でルールを破る。

どう表現するのが最も的確か、良くわかりませんが、結論はこれ↑です。


昨日の続き、というか、補足というか、そういう感じの話。


昨日は、「ルールが好き」という話をしました。
ただ、天才が好むのは、「ルールに従う事」なのではなく、「(自分が見出した)ルールを自分で自由に操る事」で、“好き”といっても、ちょっと違います。


まず、第一に、ルールを見出すに当たって、既存のルールを無視します。いや、「無視」という単語は正しくないですか。
一般に、新しい物を創る時には、既存のものをバラバラに分解して、エッセンスだけを抽出し、それをコアとして、再構築する…という作業を多々行いますが、天才がそれを行うと、不要部分を大胆に削ぐ為、出来上がりは、結果的に、既存のルール(と思われていたもの)を無視した形になります。
…と、書いてもよくわからないですか。


例えば、普通は、情に流されて、判断が甘くなることが、往々にしてあると思うのですが、天才がその作業を行うと、物事の本質を抽出する事を優先してしまうが為に、情を無視した結果になるとか、そういう感じ。


そして、次に、見出したルールがどこまで汎用的に使えるのかが気になって、その検証に夢中になり(笑)、その過程において、しばしばルールを無視した言動を取ります(爆)。
こっちは、解説不要でしょう。


で、結果的に、天才は2段階でルールを破ります。


ちなみに、普通の人は、ルールを破る事よりも、ルールに従う事の方が落ち着くようです(笑)。そして、そこが天才と普通の人の違いのように思います。


ただ、念のために申しておきますが、何でもルールを破ればいいかといえば、そういうものではありません(キッパリ)。
少なくとも、遠くに蛇口をひねりに行くのが天才かといえば、そういうのは、ちょっと違う気が…?
というか、本当に守るべきところだけを残して後をバッサリ切り捨てるから天才なのであり、本当に守るべきところもバッサリ切り捨てるのは、どう考えても、ただの馬鹿です(苦笑)。