LOVERS

まず初めに一言。
夜中の2時というのに、館内、人が多すぎ。<歌舞伎町


「『HERO』を超えた」みたいな宣伝文句では、肝心の「HERO」が外れだった筆者には、「LOVERS」の魅力がどうもピンと来ないのですが、とりあえず、行ってみました。


内容は、非常に簡単に言ってしまうと、賊の頭領を探す囮捜査で、賊の一味な娘と、追っ手の若手武芸者が恋に落ちる話。
本当はもう少し複雑なのですが、これ以上の説明はちょっと(笑)。


まぁまぁ、良かったんじゃないでしょうか。
ストーリーは、或る意味妥当。
意外な展開もありますが、その意外性は、奇想天外というわけではなく、それなりに妥当だったので。


それよりなにより、びっくりなのは、戦闘シーン。
とにかく、金庸の小説を髣髴させる武侠っぷり。
飛刀(ナイフ)がありえない感じで、びゅんびゅん、飛ぶ、飛ぶ。
そして、その飛刀も含めて、画面が美しく、見ていてウットリすることもしばしば。


とりあえず、「HERO」とは雲泥の差です。