理想のトレカ

最近、なぜかトレカを箱で買うという暴挙を何度も体験していますが、色々開封してみるに、どうもなってないモノが多い気がします。
という訳で、今日はその辺を徒然なるままに愚痴ってみる企画。


そもそも、トレカの醍醐味というのは、コンプリートした時の達成感と、袋を開ける時にどんなカードが出るか判らずワクワク感を感じる事だと思います。
そして、これらの醍醐味が、初心者でも上級者でも、また、貧乏人でも金持ちでも、等しく体験できるのが、正しいあり方ではないでしょうか。


という訳で、筆者がトレカを作るとしたら。

レギュラーカード
2箱で揃う確率。
ちなみに、1箱買って、「ダメ」と思ったら、ばら売りを買うことで、レギュラーだけは何とかコンプリート。
スペシャルカード
1箱に3,4枚で、3〜4箱買えば揃う確率。
積を取ると、必然的に計16枚以下?
イメージ的には、イベントで4箱買わされても、何とかスペシャルとレギュラーは揃って、体裁は整う…みたいな。
レアカード
1箱に1枚以上で、1カートン買うと揃うぐらいの確率。
ちなみに、レアもレアなりに、サイン3種、衣装3種…という感じで、細かくカテゴライズ。
で、出てきたレアにあわせて、段階的にコンプリート可能。
間違っても、サイン12種…とかはしない。
超レアカード
封入確率1%未満。
とにかく、持ってる方が珍しい、という事で、引けなくても、微妙に諦めがつく感じを(笑)。
その他
1枚1枚内容が違う写真カードが数百枚あると、レアがコンプリートした後も、惰性で箱を買い足しそうです(爆)。

確率的にはこんな感じで如何かと。
というか、段階的にコンプリートが目指せる…というコンセプトを徹底すればこうなると思われ、また、そういうコンセプトが良いのではないかと。


ちなみに、今まで買ったトレカの中で、最もこの内容に近かったのは、山本梓の「vol.1」。
しかも、このvol.1は種類無尽蔵な写真カードがあり、レアカードすらコンプリートとなった後も、割と開封する楽しみが残っていた気がします。
逆に言うと、それ以外のトレカは…。


という訳で、ついでに、その他、購入経験のあるトレカを寸評。


市川由衣の「visonar」は、カードの構成は手頃だったものの、レギュラーカードのシャッフル率が悪く、そもそものレギュラー90種さえナカナカ揃わず。
そして、レギュラーが揃ってもスペシャル27種がナカナカ揃わない…というダブルトラップで激萎え。
マゾじゃないんだから。


同じく市川由衣の、「BOMB3D+」は、普通のシャッフル率だったと思いますが、やはり、レギュラー90種が、2箱では揃わず、4箱ぐらい要した記憶。
これまた、惰性で買うという暴挙が無ければ、コンプリートは遠い道のりでした。
しかも、レギュラーが揃った後の、二次目標、スペシャル27種、3Dカード18種コンプリートはちょっとありえない枚数。
一体何箱買わせるんだよ、みたいな。
加えて、筆者の場合、ここまでを揃えても、レアが1枚も無い状況で、また、衣装カードも、割と出易いモノからナカナカ出難いモノまで色々有りすぎ、「スペシャルが揃ったら、次はレアコンプリートまで頑張ってみよう」という気には全くなれず。


長澤奈央の「NN19」。
レギュラーは90種でシャッフル率も割と手頃で、(他と比べて)割と簡単に揃った記憶。
また、レアカードは、衣装カード9種、サインカード3種で、これも割と手頃でしたが、問題は間のスペシャルカード36種。
多すぎ。
レギュラーコンプリート後、プラス数箱で揃うような気配は無く、ここにハードルがあり、「ついつい買い足す」という気分には、なれずでした。


集合体の「Nu-shot」。
やっぱり、「1箱1枚のレアカード」は大切だよなぁと思ったり。
レギュラーは81種しかないので、2箱でほぼコンプリートし、コンセプト的にはOKだったのですが、スペシャルは3パックに1枚18種で、確率的には5箱を要する計算。
興味の無い子のトレカをどうすべきか、かなり悩んだものです。
で、結局、レギュラーカードコンプリート後、その先には進まず。


上戸彩の「う・え・ト・レ・カ」。
シャッフル率が今ひとつで、レギュラーが81種しかないのにナカナカ揃わず、辛かった記憶。
しかも、ポラカードとか、レアカードは枚数が少なく、手が出るわけも無く。


山本梓の「vol.2」。
「vol.1」とは雲泥の出来。
レギュラー74種、スペシャル9種までは良いとして、問題はレア。
1箱に2枚なレアカードは確かに大判振る舞いなのですが、例えば、3箱に1枚な確率のコスチュームカード(C-9)など、カートンで買った人は手元に不要に溜まりすぎ。
あればいいってもんじゃないんだから。


杏さゆりの「Visial Photocard」。
レギュラー81種コンプリートに数箱で、スペシャル36種は更にその倍…という記憶。
が、それより何より、これまた問題はレア。
直筆サイン150枚×3種、水着カードは20枚、30枚、80枚、コスチュームカードは3種計300枚で、どこを揃えるにしても、枚数が少なすぎて、ほとんど引けない状態。
当然、スペシャルが揃ったところで挫折。


杏さゆりの「BOMBカードリミテッド」。
1箱1枚なレアカードは歓迎的ですが、うち約9割が3種しかない衣装カードというのは一体、どうしたものかと。
それだと、BOX特典が衣装カードというのとほとんど同じです(ぉ