ヤフオクマスターへの道

絶対損をしない入札法
当たり前の話ですが、「自分が“損してる”・“損だ”、と思う価格を入力しない」。
コレに尽きます。


というか、冷静に考えると、「損だ」とわかっていながらその価格を入力するのはタダのバカで、本来は「損をする」というのは、ありえないはずだと思うのですが…?
しかしながら、ヤフオクをしていると、往々にして、そういう「わかっているけどやめられない」衝動に駆られる事は確かにあり、その時に「踏みとどまる」のが、損をしない入札法、という寸法です。


以下、そういう、ついつい入札しがちな「踏み止まるべき」場合の例。


まず、良くあるのは、送料と支払い手数料がオンされる事を忘れて“市場価格”を入力してしまう場合。
最たる例は、(一般的な市場価格が)\50なトレカのレギュラーカード。
最終的な支払いは、少なくとも送料\80をオンする事になると思うので、\50で1枚だけを落札すると、実質的には1枚\130over。明らかに損です。


次に見かけるのは、競り合う事になり、ついつい後に引けなくなってしまう場合。
売りに出ているのが“レア”なものだと、「これを逃すと手に入らない」と思って、ついついやってしまいがちです^^;


後は、“レア”だという事で、初めから割高な価格設定をされていて、それを落札するには、どうしても割高な入札を回避できない場合。
こういう時も、「これが最後です」「早い者勝ちです」みたいに煽られてしまうと、ついつい、損を覚悟して入札してしまいがちです^^;


他にもあるかもしれませんが、大体はこんなところでしょうか。
で、損をしないためには、こういう場合に出来るだけ我慢するのが肝要かと。


特に、三番目の「初めから高額に設定されている」場合は、すぐに食らい付かず、とにかくギリギリまで踏み止まるべきです(笑)。
こういう場合は、そもそも入札者が出ない事が多く、一方の出品者はそれでは「困る」場合が多く、しばらく待っていれば、値下げされる事が往々にしてありますので。
少なくとも、他の入札者が出ないうちは、慌てて入札する必要がないと思います。


逆に、一番目の場合については、踏み止まっても話が始まりません。
例えば、トレカの場合は\50(市場価格)から\80(送料)を引くとマイナスになってしまいますので、そもそも値下げしてもらえても、落札者が損をしない状態になる事がありえません^^;
これに関しては「まとめ買い」をするしかないと思います。


ちなみに、二番目の場合に繋がる話ですが、「絶対に落札したい」と「絶対に損をしたくない」は或る意味矛盾しています。
特に競り合っている場合は、相手に「これ以上の高値をつけるのは損だなぁ」と思わせることが、手を引かせる手法の一つだったりしますので^^;
という訳で、本気で「落札したい」場合は、多少の損は覚悟するべきかもしれません。