楽しい日記のつけ方
文章芸・その8
謎。
女性がちょっとミステリアスな男性に惹かれるのと同様、日記も少しぐらい謎がある方が楽しい……らしい。
というか、書くときに、伏線を張るようにすると、「みんなココに気がつくかな?」というワクワク感がある。
そして、読み手も、「あ、これ、謎めいてるけど、俺わかるよ^^;」という感じで、ニヤリな展開になる。
というわけで、単純明快に書くのも良いが、少しばかり謎めいた表現にするのも良い、と思う。
が、その一方で、世の中、「(謎)」が良く使われているわけであるが……。
例文
今日、久々に(謎)、いつもの授業に出たところ(謎)、例の奈央ちゃんが(謎)、ちょっと薄着の服を着ていて(謎)、後ろから背中を見ていたら(謎)、シャツの下に何かが透けて…(謎)。
やりすぎ。
謎で無い事を謎に演出するという、錬金術師めいたトラップもあるにはあるけど^^;