楽しい日記のつけ方

文章芸・その5

縁語。


なんだか、高校の古文の授業を彷彿させますが…。
web日記をアチコチ読んでいると、毒舌、比喩に並んで、良く見かける文章芸が、実はこの縁語だと思う。
ちなみに、とりあえず、縁語と書いてみたが、本当に縁語と言っていいかどうかは、良く知らない(ぉ
というか、厳密に言えば、筆者が取り上げようとしているねたは、単に比喩の一種なのだと思う。


良くわからない人も居ると思うので、まずは例文。

原文

ズバッと言ってやりました。

縁語例

松浦亜弥かと思うぐらい、ズバッと言ってやりました。


今回は、このWPSで先日、さりげなく用いた表現をアレンジして、題材に取り上げてみた。
要は、こういう奴。
わからない人には松浦亜弥がどこから出てきたのか全くわからないが、松浦亜弥が「ズバッと」を連呼しまくって歌っていた事を知っている人には「にやり」とできる展開。
これが、筆者の言うところの「縁語」である。


縁語のキーポイントは、いかに全く無関係な話題をねじ込めるか、にある。
要するに、狙いは「え?この人、こんな事も知ってるの?」とか「あ、同じ趣味かも?」と思わせること。


尚、純国語的には、表現方法はそう多くないと思うので、縁語を決められるかどうかは、知識の多寡にかかっている(と思う)。
知ってる事が多ければ、さりげなくどこにでも入るし、知ってる事が少なければ、いつも同じ事しか入れられない。
例えば筆者の場合、そう松浦亜弥に入れ込んでいるわけではないので、実は「ズバッと」の時以外は松浦亜弥に持ち込めない(爆)。


松浦亜弥ファンの方、申し訳ありません(違)。