二重スパイ

映画を見ながら、ふと思ったのですが、映画って、どうやら3つのタイプに分類できるようです。
1つ目は「技術」「撮影トリック」を追求して「カッコよさ」を見せるタイプ。
2つ目は、とにかく面白おかしく。「娯楽性」を追求するタイプ。
そして3つ目は、凝った撮影技術も派手なアクションも無いけれど、とにかく「ストーリー」で観客を引き込むタイプです。


今週は興味深い事にキレイにタイプが割れ、1つ目が「マトリックス・リローデッド」、2つ目が「ザ・コア」、そして、3つ目が今日見た「二重スパイ」という感じでした。


さて、「二重スパイ」。
とりあえず第一感想ですが、チラシの女の人。
ちょっと写真映りが良すぎです(爆)。
ちょっと若い美人と思ってワクワクして見に行ったのですが、映画では少し「おばさん」っぽかったです…−−;
まぁ、パンフを見たら、歳が歳なので、逆に歳の割には若く見えてたって言う事でもあるんですが。


くだらない話はさておき、ストーリーは単純明快です。
簡単に言ってしまえば、「二重スパイ」のスパイ行為が暴かれて、ピンチに陥る話。
ただ、本当に人間描写が主の映画で、別に派手なアクションはありません。
射撃・けんかシーンはあわせて3回ぐらいしかなかったような。
なのに、見ていて、非常にハラハラドキドキしました。
展開が読めていても、です。
この辺は、ストーリーの重厚さと共に、俳優の演技力がさり気なく光っていたからなのでしょう。


で、ドキドキだけなら、「マトリックス」にも負けずとも劣らない出来だと思いましたが、映画館は、割と空いてました−−;